院内設備のご紹介
オープン型MRI装置
当クリニックでは、最新式のオープン型MRI装置を導入しています。オープン型にすることで開放感が得られるほか、検査室のレイアウトや音響にも細かく配慮し、快適で安全・迅速な検査ができるようにしています。
MRI検査とは・・・強力な磁石と電磁波を使って体の断面画像を得る検査です。人体を構成する主要物質として水と脂肪があげられます。これらには多くの水素原子が含まれています。MRI装置の強力な磁石の中に人間が入ると水素原子核は一つの方向に揃います。この状態で外から電波を与えると水素原子からも電波が返ってきます。この返ってきた電波を捉え、コンピューターを使用して画像化するのがMRI装置です。このMRI装置はCT装置などと異なり放射線を使用しないため、人体への影響が少なく、縦、横、斜めなどあらゆる方向の画像を得ることが出来ます。MRI装置では全身の検査が可能ですが、当院では特に、脳、脊髄、血管、腹部、関節、四肢の検査を多く行っています。
マルチスライスCT装置
解像度・スピード・検出能が以前の検査機器と比較し数段レベルアップした最新鋭CT装置です。
造影剤を使用しない単純CT検査を基本としていますが、空間分解能が優れて良く(高解像度)、小さな病変や軽微な骨折なども描出することが可能です。
マルチスライスCTは高速性能を活かした高画質・短時間撮影が可能で、息止困難、腕上げ困難、静止困難な患者さんや高齢者の方に対しても、安定した解像度の高い画像が得られるのが特徴です。
放射線の被爆線量は、シングルスライスCTに比べるとはるかに少なくなり、患者さんにとって負担の少ない検査が可能になりました。
重心動揺計
重心動揺計とは、足底の圧力を計測する検査機器です。めまいが生じると、めまいの仕方によって足底の圧力も変化するので、この検査によって、どのようなパターンに該当するかを調べます。
検査では、直立姿勢で、眼を閉じた状態、眼を開けた状態のそれぞれ、重心動揺図、軌跡長、重心動揺免責、ロンベルグ率などを検査します。
DEXA(X線骨密度測定装置)
この検査によって、骨の健康状態(骨粗しょう症の程度)をチェックし、骨密度の減少を早期に発見し、骨折の原因となる骨粗しょう症の予防や適切な治療を行うことが出来ます。
◉当院機器の特徴
- 当院機器は日本骨代謝学会でも推奨されているDEXA法による検査を行う装置です。
様々な骨密度測定法がある中でも、最も測定精度の高い方法です。
- 「腰椎」と「大腿骨」の複数部位にて検査が行えます。
当院機器は、骨粗しょう症学会のガイドラインで推奨されている腰椎・大腿骨頸部で測定できます。
複数部位を測定する事により、高精度な結果を得ることが出来るようになります。
- とてもスピーディーに検査ができます。
検査中はあおむけに寝ているだけです。また検査時間も5分程度と、短時間で終了します。
血圧脈波検査装置
加齢や生活習慣病の進行にともない動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳卒中など生命予後に大きな影響を及ぼす疾病を引き起こす可能性が高くなるため、動脈硬化の進行度合いを定期的に検査し、重篤な疾病の発症を防ぐことが重要です。簡便に動脈硬化の指標であるPWV(血管の硬さ)とABI(血管のつまり具合)を1台で測定することを可能にした医療用機器です。
院内設備
〒921-8151
石川県金沢市窪4丁目515番地
TEL. 076-243-2500
FAX. 076-243-5022
E-mail:dock@ishiguro-cli.com
駐車場は約40台収容可